注文住宅で理想通りの断熱材を選ぶ方法
注文住宅を建てたいと考えた時には、夏は涼しくて冬は暖かい家がいいですよね。注文住宅を建てる際には、断熱材選びが大切です。断熱材なんて、どれを選んでもそれほど大きな違いはないのでは?と考えるかもしれません。ですが、断熱材の選び方を間違えてしまうと理想通りの暮らしはできない可能性があります。
注文住宅を建てる前に、まずは断熱材の種類による違いを理解しておきましょう。
耐久性を意識した断熱材を選びたいという時には、硬質ウレタンフォームを連想しがちです。確かに、長年使うと考えた時には耐久性は大切です。
ですが、硬質ウレタンフォームはシロアリの攻撃には弱いです。万が一、シロアリが侵入した場合にはかなり被害が拡大する恐れがあります。シロアリが原因で住めなくなる可能性もあります。注文住宅で断熱材を選ぶ時には、シロアリ対策を考える事も大切です。
注文住宅で断熱材を選ぶ時に、害虫対策がしたいという人もいるでしょう。そんな時には、グラスウールがピッタリです。害虫を寄せ付けないため、安心して使う事が可能です。ですが、湿気に弱いというデメリットもあります。雨が多い地域では、あまりふさわしい断熱材とは言えません。
注文住宅を建てる際には、地域の気温なども考慮する事が大切です。
防虫対策もできて、湿気にも強い断熱材というと炭化コルクが最適です。ワインの栓などで使われているコルクなら、ハウスダストを抑制する効果もあります。化学物質アレルギーなどを持っている人にも、扱いやすい断熱材です。
注文住宅を建てる際には、体質なども考える事が必要です。暮らしやすい注文住宅を考えた時には、どうしても間取りや窓の位置にこだわりがちです。しかし、断熱材が合っていなければ全て台無しになってしまいます。注文住宅を成功に導くのは見えない部分にも心を配る事です。
注文住宅を依頼するハウスメーカーなどに、どんな断熱材がいいのか相談する事もいいでしょう。