新築の注文住宅で建てた我が家は、高気密、高断熱で結露の出ない、全館空調のお家です。

実際に家を建てようと決心するまで、家づくりの知識など無い我が家でしたが、ご縁があって、このような住み心地の良い、素敵なお家を建てて下さる工務店さんに出会うこと出来ました。

初めてその工務店さんのモデルハウスにお邪魔した時に、その空気の気持ちよさに良い意味での衝撃を受けました。玄関に入った瞬間から暖かく、心地良い。家中に温度差が無く、どこにいてもとにかく気持ちが良かったのです。

一緒に行った子どもがあまりの気持ちよさに和室で思わず眠ってしまったほどです。その工務店さんの社長さんから、家づくりの方法について、詳しいご説明を受けると、その心地よさは、高気密、高断熱のお家だからこそ、実現出来るものだということが分かりました。

具体的にはポリスチレン断熱材で家じゅうを囲う、外断熱を採用されているとのことでした。全くの素人である私たちでしたが、丁寧に説明して下さった社長さんの表情、言葉から、その工務店さんがお家にづくりに大変な自信と誇りを持ってらっしゃるのが伝わって来て、こんなお家に住めたらどんなに素敵だろう、この工務店さんに我が家のお家づくりをお願いしたいと考えるようになったのです。大手のハウスメーカーさんも幾つか見学しましたが、自分たちの直感を信じて、その工務店さんと契約を結びました。

実際に工事が始まってからは現場が当時住んでいたマンションから近所だったこともあり、ほぼ毎日のように見学に行きました。現場監督さんもその都度丁寧に工事の進捗状況について説明して下さいました。社長さんからお聞きしていた、ポリスチレン断熱材の外断熱がどのようなものかも、自分の目で確かめることが出来ました。大工さんが板状のポリスチレン断熱材を気密テープで隙間が出ないように丁寧に張り合わせて下さっていました。

一番驚いたのは現場監督さんが、ポリスチレン断熱材に穴が空いて無いかを細かくチェックし、穴の部分に気密テープを張り付けてらっしゃったことです。その細やかな仕事ぶりを見て、このような小さな努力の積み重ねで住み心地の良いお家を作って下さっているのだなと大変感動しました。

当初の予算よりも大きく超えた注文住宅を建てることに最初は不安もありましたが、外からは見えない部分である断熱材にまでしっかりこだわったお家を建てて下さる工務店さんに出会うことが出来て本当に良かったなと思っています。