コロナ渦で自宅での生活が増えた今、理想の自宅を自分で作りたいと考える人は増えているのではないでしょうか。ここでは、注文住宅の際に注意すべき断熱材についてお伝えします。

近年、地球温暖化の影響で夏は猛暑が続き、冬の寒さも毎年厳しいものになっています。自宅を快適な環境にするためには、断熱材に注目するべきです。

【断熱材とは】

断熱材とは壁の内部に入っている室温を保つ役割のものです。断熱材を入れることで外部の気温からの影響を減らすことができます。冬の寒さ、夏の暑さを低減させることで心地よい家にしてくれます。

【断熱材のメリット】

断熱材の最大のメリットは光熱費を削減してくれる点です。優れた断熱材を使うことで、外部との温度の変化が少なくなるため、エアコンやヒーターなどの使用量を減らすことができます。最近では一年を通してエアコンを使うことも多く、この使用量を減らすことはとても重要です。また、年間の光熱費を抑えることはもちろん、環境にも配慮した省エネ住宅を実現することができます。

【断熱材の注意点】

利点ばかりの断熱材ですが、その使用には十分な注意が必要です。なぜなら、断熱材を多く使うほど快適な自宅になるとは限らないからです。断熱効果の高い壁は部屋の温度を一定に保ってくれますが、構造上難しい場合があります。

また、オリジナリティあふれる間取りや開放感のある広い窓を作る場合は、希望の断熱材が使用できない場合のあります。数多くある断熱材を理解し、それを設置する断熱工法を知ることが重要だと思います。

いかがでしたでしょうか。ここでは自宅を快適にする断熱材についてお伝えしました。断熱材は建売住宅では自由に設計できない場合もありますが、注文住宅では希望に沿った断熱材を選択できます。

また、断熱材は建物の構造や、自宅を建てる土地の環境によって適するものが変わる場合もあるため、家を建てる前に十分調べる必要があります。

快適な自宅にするために、断熱材選びから注意してみて下さい。