数年前になりますが永年にわたり東京方面へ勤めていた会社を定年退職になり、少しばかりの退職金が手に入ったので、以前より願っていた長野県の白馬村に以前から別荘地として手に入れ購入していた土地へ、小さな別荘というかセカンドハウスを注文住宅の形式で建てることにしたのです。
長野県北部に位置する白馬村といえば昔からのリゾート地で、かっては長野オリンピックの会場としても知られ、周囲の景観は北アルプスの連峰を望み、白馬岳の登山や多くのスキー場もある人気の観光地なのです。 実は私もふくめて家族達もスキー等で此方に出かけては楽しんでいたところです。
ただ、スキーが楽しめる地域ということで冬場は雪が多く、気温も関東の首都圏などと比べても平均的にかなり低く、其のために家づくりや注文住宅を建てる際には十分な保温効果の有る保温材や断熱材などを使用した家造りや選ぶ必要があるのです。 最近ではそうではないが、以前に私自身が実際に経験した白馬村の最低気温というのはマイナス18度というのがありました。
そんなことで、長野県の北部地域で注文住宅の一戸建てを建てるなら先ずもって寒さ対策というのがとても大切になります。 其のためにも断熱性能の良い断熱材や気密性能のよい材料、其れに工法などに拘る必要もあるのです。 せっかくのマイホームの注文住宅を建てるからには、特に冬期間はあたたかく快適に過ごしたいものです。
そんな事で、我が家の小さな別宅である注文住宅は、外壁に断熱材としても効果のあるスレートを挟んである鉄板材、其れに外壁と内壁の間には断熱材として柔らかいグラスウールのクッション材を挟んで入れ込みました。
一般には、家造りの際には断熱や断熱材というのは目に見えないため、ついつい後回しになってしまいがちですが、特に北国の家屋で断熱性が高い家とそうでない家とでは、生活する際の暖房費や光熱費が全く違ってくるともされています。 実際に私どもは暖房に関して費用面で計算したわけではありませんが、冬の季節は1日中灯油のストーブをつけっぱなしになるのが現状です。